春馬さんミュージカル「キンキーブーツ」特別映像公開へ 「基金」も年内立ち上げ
7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)の四十九日を迎えた4日、所属事務所・アミューズが文書を発表し、死去当日の詳細や経緯、遺書がなかったことなど、これまで公表されていなかった事実関係を明らかにした。子役から16年間、三浦さんと歩みながら、深く理解できていなかったのではないかという「自責の念」もつづり、「傑出したアーティスト」を守れなかったと謝罪の言葉も記した。「お別れの会」は年内に開催を予定しているという。
ドラマに映画、舞台、そして歌手活動と多才だった三浦さん。中でもドラァグクイーンを演じたブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は代表作として愛され、ネット上で映像化を求める署名活動も行われていた。ファンの要望を受け同社は、約15分の特別映像として公開することを発表。完売状態だった同作のサントラCDも再プレスし、本日からネット通販で購入可能になった。
また、三浦さんに関する全ての利益は「三浦春馬基金(仮称)」を年内に立ち上げ、これまで携わってきた「Act Against AIDS(現ACT AGAINST ANYTHING)」の活動を通し、ラオフレンズ小児病院や困難に立ち向かう人々への寄付、支援に充てられるという。