Number将棋特集が予定2倍の23万部発行「読まれたら刷り返す、倍増刷です」
文藝春秋は10日、スポーツ総合誌「Number」将棋特集が3度目の増刷で、合計23万部に達したことを発表した。同誌初の将棋特集は発売前から話題となり、発売日の3日に3万部、4日に5万部と合わせて合計23万部となった。
将棋特集については、発売前の予定部数は11万5000部だったといい、反響を受け、予定の2倍の発行部数に到達したこととなる。
同誌が23万部以上発行するのはサッカーW杯ドイツ大会直後の660号「オシムの全貌」(06年8月24日発売、25万部)以来、14年ぶり。
宇賀康之編集長は「読まれたら刷り返す、倍増刷です」と、大人気ドラマ「半沢直樹」の名ゼリフもじり喜びを表現。「増刷決定後も続々と届く『将棋特集、どこも売り切れてて残念、早く読みたい』との声に少しでも応えるべく、さらなる増刷を決めました。読者の皆様には、感謝しかありません。今後もより一層喜んで頂ける続編をつくって、恩返しをしたいと、編集部員一同、決意を新たにしております」とのコメントを発表した。