無観客開催の紅白…嵐は活動休止前の“ラストステージ”
大みそか恒例のNHK紅白歌合戦が、史上初めて無観客で開催されることが10日、発表された。前田晃伸会長(75)が、東京・渋谷の同局で定例会長会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置として、1951年の第1回放送以来初の無観客での開催を公表した。例年通りNHKホールを拠点に生放送されるが、新たな演出方法が模索される。放送時間は午後7時半から11時45分で、15分の短縮となる。
年内いっぱいでの活動休止を発表している嵐にとっては、集大成の舞台となる。
5人は09年から11年連続11度の出場を誇り、白組トリを1度、大トリを3度務めた。司会者としても活躍し、グループとしては2010年から5年連続、単独では16年に相葉雅紀(37)、17年に二宮和也(37)、18年から昨年までを櫻井翔(38)が司会を担当した。
シングル「カイト」がミリオンを達成し出場は確実だけに、5人にとっての活動休止前の“ラストステージ”に大きな注目が集まることになる。