小沢氏、河井被告による不当労働の疑惑で菅氏を追及「親分である官房長官が説明を」

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が11日、公式ツイッターに新規投稿。昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で公選法違反罪で起訴された前法相の衆院議員河井克行被告と妻の参院議員案里被告について、不当労働などの疑惑を元スタッフの証言と共に報じた共同通信の記事を引用し、「親分である官房長官が説明を」と、両被告との関係が深かったとされる菅義偉氏に説明責任を求めた。

 小沢氏は「『自殺を考えた』という深刻なケースもあり、労働基準法や労働契約法に違反する疑いが濃厚だが、労働基準監督署は傍観を続ける」と記事の一部を紹介し、「この国の法務大臣とは、適材適所とは一体何なのか。まずは、親分である官房長官が説明を」と訴えた。

 地元事務所の元秘書らが割増賃金不払いや一方的な減給、突然の解雇といった不当な処遇を受けていた問題を報じた記事によると、「自殺を考えた」という深刻なケースもあるという。元事務員や元運転手らが精神的に追い詰められたという河井克行被告の言動を詳細に証言している。

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