俳優・田中圭（３６）が１１日、ＴＢＳで放送された「中居正広の金スマ」に出演。最愛の亡き母について語った。

　一人っ子で、父親については「小３ぐらいからほぼ記憶がない」「ずっと母と２人だった」という田中。「お母さんはちょっと『おっさんずラブ』の前に逝っちゃったんです」と２０１８年に他界した母親について語った。

　具合が悪くなってから「びっくりするぐらい（進行が）早かった」。「どうにかしたい」と、自分でも治療法を調べるなどあらゆる手を尽くしたが「結果及ばずで…」と具合が悪くなってから１年ほどで逝ってしまったという。

　大ブレークのきっかけとなった「おっさんずラブ」（１８年４月から連ドラ放送）を見ることなく、放送直前に亡くなった母について「見せたかったですけどね…。それ言っちゃうと全部見せたくなっちゃいますけど」と少し上に視線を移しながら「ベタですけど、そっちまで届くような作品にするしかない、と思うしかない」と話した。

　０５年までは母と２人暮らし。最愛の母の死に、「（今は）逆に母が逝ったことで、生前よりも、母ちゃんのことを思う日々が圧倒的に増えた。今まで以上に（そばに）いる感じなんですよね」と明かしていた。

　田中は１１年８月３１日に女優・さくらと結婚。１２年２月に第１子長女、１６年８月に第２子次女が誕生。「（母は）孫には会えました」としみじみ語っていた。