結婚を発表した昨年のＭ－１ファイナリスト、からし蓮根の伊織（２７）とＭＢＳの藤林温子アナウンサー（２７）が１２日、ＭＢＳテレビ「せやねん！」にそろって出演。幸せを生報告した。

　２人はＭＣのトミーズ雅から紹介されて登場。伊織の誕生日となったこの日の午前０時に入籍したといい、出会いが「せやねん！」のロケだったと改めて説明された。藤林アナは「（香川で）一緒に花火をしたことがきっかけ」と明かした。ロケ先での花火について、未知やすえが「ロケして花火って何？１回もしたことない」とかみつくと、２人で口を押さえて笑った。

　雅から「からし蓮根のどちらか選ぶなら、９９人、（杉本）青空でしょう。（１８７センチで巨漢の伊織が）どう見えたの」と聞かれた藤林アナは、「めちゃくちゃかわいいパグに見えません？」とのろけた。雅は「あ～」と手をたたきつつ、「やっぱり（愛は）すごいな」と感心した。

　相方の杉本青空は、最初に交際を聞いた時を聞かれ、「やりにくいですよ。ロケが。ボケるたびに（伊織と藤林アナが）目を合わせよるんですわ。家でしてくれ！」と告白。２人は恥ずかしそうに下を向いて笑った。

　雅が「同せいは始まってたみたいなんですよ。それをずーっと隠し続けて。１カ月くらい前になんばグランド花月で（伊織と）一緒になってね。『彼女とハグしたらろっ骨にヒビ入ったんです』って言うて、『お前、メッチャおもろい話や』言うてたら、ろっ骨ヒビ入ったのはこの藤林です」とエピソードを披露。

　藤林アナが「痛さを我慢しながら、普通に『せやねん！』も出てて。折れてはないんですけど、（伊織が）ギュッとしすぎてしまいまして」と話すと、伊織は「力加減が分からず、すいません」と謝罪した。プロポーズについて、雅が「きのう聞いたんですけど、ご飯終わって洗いものしてたら、このフランケン（伊織）が後ろから（体を包み込んで）パカッと指輪（の箱）を開けてんて」と明かし、伊織は「それは木村拓哉かなと思って」とボケた。藤林アナは「ひざから崩れ落ちて泣きました。うれしくて」と振り返ると、出演者から祝福された。