木村花さん母、花さん中傷の1人から「SNSやめる」と連絡あった テレビで告白
フジテレビ「テラスハウス」出演者で、5月に急死したプロレスラー・木村花さん(享年22)の母で元プロレスラーの木村響子さん(43)が12日、読売テレビ・日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」に出演し、心境を語った。
SNSで誹謗(ひぼう)中傷を受けていた花さんの急死以降、心の動きについて聞かれた響子さんは「最初はやっぱり混乱というか、今も現実感のない部分もあって。今は悲しみにフタをして…今はというか最初からずっと悲しみにはフタをして」と沈んだ声で返した。
プロレス界で将来を嘱望されていた花さんに関して、同業者だった母は「プロレスをこの子が本気でやったら絶対に成功するって思いがあったので、彼女に成功を味わって欲しかった」と無念の思いを告白。生前の愛娘を「本当ににぎやかで人が大好きで」とし、「メンタルが弱かったみたいな言い方をされるんですけど、本当は逆で強いからこそ、ギリギリまで頑張ってしまって、強いからこそ自分で自分を追いつめてしまった。追いつめられてしまった。本当に花が弱かったら、逃げ出して、こんなことは起こらなかったんじゃないかなって」と話した。
花さんを中傷した1人から響子さんのもとへ「SNSをやめる」と連絡があったという。響子さんは「本当に反省しているのであれば、ちゃんと罪を償ってSNSをやめるのではなくて、(SNSは)刃物と一緒で使い方次第なので、愛のあるSNSの使い方をまず自分がして、その使い方を周りに広めていってほしいとは伝えました」と明かした。