岸谷五朗、演出など担当「フラッシュダンス」待望の開幕 「演劇関係者の期待を背負う」
俳優・岸谷五朗(55)が日本語脚本、訳詞、演出を担当するミュージカル「フラッシュダンス」(26日まで。東京・日本青年館ホール)が12日、初日を迎えた。プロダンサーを目指す少女の夢、友情、恋が描かれ、1980年代のヒットソングに乗せた大迫力のダンスシーンが見どころだ。
11日には同所でゲネプロが行われた。自身が主催する「地球ゴージャス」の25周年記念公演などが新型コロナウイルスによって中止となった岸谷は「どこにもぶつけられないエンターテインメントの浮かばれない魂の憤りは沸々と熱を帯び、その時をずっと待っている」と気合十分。初日を迎え、「私達だけではなく演劇関係者皆の期待を背負う」と意気込んだ。
18年の宝塚歌劇団退団後、初の単独主演となる女優・愛希れいか(29)は、制限がある中での稽古にもストイックに取り組み、「みんなで作り上げたこの舞台はいつも以上にたくさんの想いが詰まっています」と自信をにじませた。
ジャニーズの4人組グループ・ふぉ~ゆ~の福田悠太(33)は「一流のプロの方たちばかりの舞台上に、ジャニーズの一般人の僕がどこまでなじめるのかお楽しみください。馴染めてなかったらどうしよう。緊張するなあ」と不安をのぞかせていた。