木梨、リンゴと漫才コンビ「梨とリンゴ」結成発表 ネタ収録済み、「笑点」出演へ
とんねるずの木梨憲武(58)が12日、TBSラジオ「土曜朝6時 木梨の会。」に出演。かねて漫才を教わりたいと要請していたハイヒール・リンゴ(59)と漫才コンビ「梨とリンゴ」を結成したことを発表した。すでに番組でネタを収録して“デビュー”したといい、NHK「演芸図鑑」、日本テレビ「笑点」への出演も決まったと明かした。
来阪時に同学年のリンゴと食事する仲の木梨は「『漫才やりたい。教えて。姉さん、ツッコミだよね』なんて言いながら。オレがボケたら『何やってんねん、ホンマに』とか『それ何やねん』とか、ノリツッコミとか、そういうのやってみたいって」と経緯を説明。
話が進み、木梨は「何とグループ名が『梨とリンゴ』で、我々は『ベテラン第8世代』です」と高らかに宣言。さらに「デビューしました」と告白し、「TBSテレビの日本一テレビに出ている2人組の2組の番組」でネタを収録したとした。プロデューサーに志願し、コーナー出演をゲット。リンゴに相談したところ、収録日はフジテレビ「ノンストップ!」出演で東京にいる火曜だったという。
出演して帰阪のスケジュールだったリンゴに対し「姉さん、そこ帰んないで。TBS来て」と依頼し、「TBSで漫才できるとこあるって言ったら、姉さんが『ええけど、ネタちゃんと練習してくれる?』って」と了承を得たと告白。
「打ち合わせもして、何回かお稽古らしきものもして」という木梨は収録直前にしびれたといい「『姉さん、オレどこ行くかわかんないから、そこ頼んます』『任しといてや』幕上がる、出て行く」と臨場感たっぷりに振り返った。その後、「『梨とリンゴ』の漫才が面白そうに言いますが、見てみないとわかんないからね」と“保険”をかけ、「(制限)1分くらいで5分以上やった。編集でバサバサ切られてるかはプロデューサー次第。最悪オンエアないかも」とビビっていた。
また、「『姉さん、次があったら頼んまっせ』『どこ行くの、どこ行くの』」とやりとりを明かした後、「発表します。NHK『演芸図鑑』で『梨とリンゴ』出演決定しております」と公表。加えて、作詞家・秋元康氏(62)の仲介で日本テレビ「笑点」でのネタ見せも決まったとした。
秋元氏からこの日午前3時に出演決定のメールが届いたとし、木梨は「朝3時に興奮し始めて『やった!オレたちは笑点で漫才やるんだ』って」と笑わせた。そして「きょうの朝のことなんで、リンゴ姉さんには全く知らしてません。『梨とリンゴ』、NHKと笑点で漫才できる。TBSと違うネタをやりたい」とオチをつけた。