野口健氏「ネパール人女性との婚姻」に関して経緯や事実関係を説明、ネット炎上受け
登山家の野口健氏が13日、ツイッターに新規投稿。「インターネット上における書き込みについて」と題し、「ネパール人のシェルパ族の女性との婚姻に関して、一部、事実と異なる情報が書き込まれているため」として野口健事務所と本人の説明を添付した。
俳優・伊勢谷友介容疑者が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことを受け、野口氏は2ちゃんねる創設者の西村博之氏とツイッター上で“大麻論争”を展開する中、西村氏が10日に「ダメなものはダメであれば、15歳の少女と性行為をしたと自著で書かれている野口健さんはメディアに出るべきではないという結論になると思います」とツイートし、物議を醸していた。
同投稿後、一時的にツイッターを閉鎖していた野口氏。この日更新されたツイッターで、1995年2月、当時21歳の大学生だった野口氏がヒマラヤ遠征の際、登山のサポートをしていたシェルパの娘に求婚し、女性が住む村で結婚式をあげたが、彼女には戸籍がなく、年齢は父親によると「15歳なのか16歳なのか…私にもわからない」とのことだったと説明。最終的に正式な婚姻に至ることができないまま2年5か月が過ぎ、協議の結果、関係を終えることになったと、事務所として経緯をつづった。
野口氏は「私が21歳の頃にネパール人女性と結婚しようとした事は事実です。私の21年前に出版した自著の中にその詳細は書かれていますが、25年前の出来事とはいえ、改めて振り返ると自分がいかに未熟であったかと痛感しています」などとつづった。さらに「自著やインタビューでの表現に関し軽はずみな表現をしてしまった事を反省し、またSNSでの表現のあり方についても言葉の一つ一つにより誠実にまた謙虚でならなければならないと感じています」などと記した。