藤井二冠の封じ手オークション開始 最高は初封じ手の第2局で256万円

 将棋の藤井聡太二冠と木村一基九段が第61期王位戦で対局した際の封じ手が14日からチャリティーオークションとして「ヤフオク!」に出品されたが、14日午後1時40分現在、256万円を突破している。

 最も高値をつけているのが第2局の封じ手で126入札で256万3000円。続いて第4局が212入札で220万3000円。第3局も210万1000円をつけている。

 今回のオークションはこの日から20日21時まで。収益金は実費を差し引いた全額を九州豪雨被災地への義援金として寄付される。

 王位戦第2局は、藤井二冠が初めての封じ手。初体験だったことから、当時王位だった木村九段から封をした部分の署名を忘れていたことを指摘された“珍品”。藤井二冠初の封じ手ということで値が上がっているものと思われる。

 第3局は神戸市で行われ、王位に王手をかけた一局。第4局は将棋ファンを驚かせた「△8七同飛車成」の封じ手。「同飛車大学」がトレンドワード上位に上がり、話題を呼んだ。

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