後藤田正純氏、総裁選と報道に苦言「いつから、こんなにカッコ悪い大人が増えたのか」
自民党の後藤田正純衆院議員が14日夜、ツイッターに新規投稿。自民党総裁選で菅義偉官房長官が岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長を破って新総裁に選出されたことを受け、「総裁選でみた下作と外道」と題してメディアと政治の在り方に持論をつづった。
後藤田氏は「正義を愚直に語る石破茂氏に対してコメンテーターやwebニュースは、石破は不人気だと、容赦なく罵倒」と指摘し、「総裁選での『施し票』の話も、もし本当ならば、した方も、された方も、下作で外道」と憂慮。「メディアも政治も、いつから、こんなにカッコ悪い大人が増えたのか」と苦言を呈した。
後藤田氏はこの投稿に先立ち、「菅自民党新総裁選出」と題して投稿。「総裁選の意味は、自民党や内閣の課題を、遠慮なく忖度なく述べ合い、浮き彫りにして、政党自体が改革・進化を遂げていくためにある」と説き、「自民党は、改革保守、国民政党に進化した姿を、一致団結と語った菅新総裁・新内閣のもと、誠実に示していかなければならない」と呼びかけた。
菅氏は16日召集の臨時国会で、衆参両院の本会議での首相指名選挙を経て新首相に就任する運びとなる。