芦名星さん出演シーンそのままに「相棒シーズン19」放送へ 共演の山西ら追悼

 女優の芦名星さんが14日午前、東京都新宿区の自宅マンションで死亡しているのを親族が発見したことが、同日分かった。36歳。関係者によると首をつっている状態だったという。遺書は見つかっていない。警視庁は自殺とみて調べている。突然の訃報に衝撃が走った。

 芦名さんが出演する10月スタートの「相棒 season19」を放送するテレビ朝日が14日、追悼コメントを発表した。「あまりに突然のことで言葉もございません。芦名星さんのご冥福を心よりお祈りいたします」と悼んだ。

 放送日が近づいているが「現状では放送予定に変更はありません」と説明し、撮影済みの出演シーンは放送される見通し。追悼テロップの挿入などについては「現時点で決まったことはありません」とした。芦名さんは同ドラマのシーズン15以降、週刊誌記者役で準レギュラーとして出演している。

 同作で共演中の俳優・山西惇はツイッターで「週刊フォトスの風間楓子、本当に魅力的で、相棒に無くてはならない女優さんでした。心からご冥福お祈りします。」と芦名さんの役名を挙げて悲しみをつづった。

 芸能界にも悲しみは広がった。ミュージックビデオで共演したお笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅(48)はツイッターで「芦名星ちゃん…RAM WIREの「あいだじゅう」というMVで一緒で…その後どこで見かけても挨拶しに来てくださって…素敵な女優さんで…ご冥福をお祈りします。」と追悼。05~06年に「仮面ライダー響鬼」で共演したモデルで女優の秋山依里(30)は「星ちゃん……どうして、嘘だと言ってよ」と投稿した。

 芦名さんと同じ所属事務所の俳優・木村了(31)は「また知り合いが旅立ってしまった。彼女とは同期でレッスンも一緒だった。明るい笑顔が今でも鮮明に思い出せます。どうか安らかに。」と、ブログにつづった。

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