有吉の思い出のパンが40年の時を超え…「かりそめ天国」で探した「アポロパン」復刻発売決定
パンや和洋菓子の製造、販売を行っているフジパンは15日、テレビ朝日系「マツコ&有吉かりそめ天国」で有吉弘行が3歳の頃に食べていた幻のパン「スペースアポロ」を期間限定で発売すると公式HPで発表した。
この“幻のパン”は、8月14日の放送で取り上げられたもので、有吉が以前の放送で「アポロ」という名前のパンを食べていたというが、スタジオでは誰もそのパンを知らなかった。
そこで改めてずん・飯尾和樹が有吉の故郷・広島で調査。「緑のパッケージ」「半円形で中はクリーム」「表面にザラメ糖のようなざらつき」「40年ほど前に広島で販売されていた」という有吉の曖昧な記憶を手がかりに調査をするが…という展開だった。
その放送から1カ月。フジパンは公式HPで「“幻”!?のパンが期間限定で復活!その名も『スペースアポロ』!」という文書を発表。
番組企画に触れ「調べていくと“アポロ”は昭和50年頃にフジパンのグループ会社『ナガイパン』が製造・販売していた洋菓子であることが分かりました」と説明。社内調査を行ったものの、レシピなどの詳しい資料は残っていなかったことから唯一、資料に写っていた写真と当時の社員の記憶をたどり「試行錯誤を重ね商品の再現に成功しました」ともつづられている。
番組ではマツコもこれを試食し「懐かしい味わいでおいしい」と高評価。番組を見たファンからの反響は大きく「発売してほしいとの声を多数いただき、その声にお応えする形で緊急発売を決定しました」と経緯を説明した。
番組公式ツイッターも「奇跡的な展開!ついに40年の時を超え、有吉さんの思い出のパン『アポロパン』が復刻&全国発売決定です!」と興奮気味につぶやいている。