進次郎大臣の留任は「温情が過ぎませんか」元TBS龍崎氏「まだまだファームで鍛えた方が」

 元TBS政治記者で流通経済大教授の龍崎孝氏が16日、TBS系「グッとラック!」で、菅義偉内閣の顔ぶれについて解説。その中で小泉進次郎氏の環境大臣留任に「温情が過ぎるのでは」との感想を語った。

 番組では16日に発足する菅内閣の入閣の顔ぶれについて特集し、龍崎氏が解説した。

 その中で、進次郎大臣の留任については「情実人事」とのフリップを紹介し「はっきり申し上げて、大臣になってがっかりした人の1人だと思います」とバッサリ。「能力的には将来的に買われているところはあると思いますが」と前置きするも「大臣というには早いのかな、という印象を私は持ちました」とも語った。

 だからこそ「そういう意味では国対(国会対策委員会)や議院運営委員会などの裏の仕事をしっかり学ぶ時期なのかなと思っていましたけど」と首をかしげ「留任ということで、菅さんからすればかわいいかわいい弟子の1人ですから」「親心が過ぎる感じ」とも語った。

 さらには「あえて言えば、甲子園では優勝するようないいピッチャーだけど、ドラフト1位で入ったが、なかなか1軍では使えない。まだまだファームで鍛えた方がいいんじゃないの?というのが私の小泉さんの印象なんですね」と分かりやすく解説。「それでも1軍に置くのは、温情が過ぎませんか?と…」と疑問を投げかけていた。

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