剛力「成長したい」 オスカーから独立後初の公の場で決意 女優として新境地へ
女優の剛力彩芽(28)が16日、都内で行われたアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2020」のオープニングセレモニーに出席した。8月末に大手芸能事務所「オスカープロモーション」を退社、独立して初の公の場。あでやかな着物姿の剛力は、新たな環境に身を置いた決意を打ち明けた。
タイトにまとめたショートヘアに、花の刺しゅうがあしらわれた、淡い藤色の着物姿。司会の別所哲也(55)から「お美しいお着物。何か決意を感じるお姿です」と絶賛された剛力は「ありがとうございます」と晴れやかな笑顔を浮かべた。
「独立後、初の女優としてのお仕事ですが、このプロジェクトをどう受け止めましたか?」と質問されると、「18歳の時にお芝居で生きていくと決意して10年。役者としても成長したいですし、日本の映像作品の魅力を発信するお力添えができれば」と返答。女優としての決意を示した。
同祭典の日本人クリエーターズ発掘プロジェクトに剛力は企画段階から参加。3人の次世代監督とともに「男から逃げる女」「シングルマザー」「マスク依存症」というテーマを持つ3本のショートフィルムに主演し、3つの顔を披露した。
「新たな挑戦」と思い入れは深いものだったそうで「すてきなプロジェクトに参加させていただいてうれしい。不安やドキドキはありましたが楽しかった」と充実ぶりを明かした。
剛力は8月末で18年間所属したオスカーを退社。今年3月に立ち上げた個人事務所「ショートカット」で9月から活動を開始した。
同祭典は例年6月に開催されるが、新型コロナウイルスの影響でこの時期まで延期されていた。