小池都知事と自民は歩み寄り!?コロナ、五輪の課題克服へ「共に乗り越えたい」
自民党の菅義偉総裁(71)は16日午後、衆参両院本会議での首相指名選挙で第99代首相に選出された。東京都の小池百合子知事は、菅内閣発足に「まずは新政権の誕生をお祝い申し上げたい」と述べ、新型コロナウイルス対策や東京五輪・パラリンピック開催などの課題に関し「都としても共に乗り越えたい」と連携姿勢を強調した。
この日は、政府の2021年度予算案で新型コロナウイルス対策強化などに関する協力を求めるため、自民党東京都連に所属する国会議員や都議らと都内で意見交換した。小池氏は16年の都知事就任以来、文書による協力要請を続けており、面会形式は初めて。
小池氏は菅首相との不仲が取り沙汰されてきた。都連と小池氏の対立関係も長く続き、関係改善を模索する双方の動きとして注目を集めそうだ。