ヴァイオリニストの葉加瀬太郎（５３）が１７日、東京・オリンパスホール八王子で、１８日から同所でスタートさせるコンサートツアーの公開リハーサルを行った。

　９月２日にリリースしたアルバム「ＦＲＯＮＴＩＥＲＳ」を引っ提げてのツアー。今年がデビュー３０周年となる葉加瀬は「手前味噌ですが、ヴァイオリン１本でデビューしてから３０年。僕ほどバイオリン弾きの中でいろんな音楽を取り入れて、音楽の旅をしてきた人はいないと思っています」と言い切った。

　コロナ禍でのステイホーム中、多くの楽曲を作り、音楽としっかり向きあったという葉加瀬。「具体的なアイデアももちろんありますけど、それを遥かに超える『演奏できる喜び』や『コンサート会場で演奏できることの大切さ』を感じています」と思いを新たにしていた。