マキタスポーツ 地元山梨で初レギュラー番組「マキタ係長」10・3スタート
お笑い芸人・マキタスポーツ(50)の自身初となる地元テレビ局でのレギュラー番組、山梨放送「マキタ係長」(土曜、深夜0・55~1・10)が、10月3日にスタートする。
芸人・ミュージシャン・俳優としても活動の幅を広げるマキタスポーツが、山梨県の魅力や県民性を独自の目線で深堀りする内容。東京の隣接県でありながら、知られていないところが多い山梨県。その県民性にスポットを当て、観光ガイドには載らない文化・風習・性質を、自虐的且つ、建設的に県内外に向けてPRする。
番組は、ある会社の窓際部署の係長(マキタスポーツ)と同僚の社員(三浦実夏)が、上司の指令を受けて山梨県の知られざる一面をひもとき、解決策を提案していくという設定。初回の放送は「山梨県のイケてるキャッチコピーを考えろ」。
マキタスポーツは「実は、山梨のことを山梨の人は知らないと思います。で、県外の人はもっと知らない。知られていなさ過ぎるんです、山梨。私は山梨発の文化発信をしたいと思い、この番組を始めました」と故郷への思いを吐露。「山梨で番組をやりたいと思ったのが10年前。齢50の年にやっと実現することができました。ご協力頂いた皆様に感謝です。構想期間が長かった分、10年は続けたいと思います。目で見る無尽(※)です」と意気込んだ。
※無尽(むじん)とは古くは互助扶助の民間金融制度で、山梨に残る風習の一つ。形は様々だが、現在は気の合う仲間と定期的に行う飲み会として県民に親しまれている。