鈴木大地スポーツ庁長官 次は千葉県知事!?来年4月知事選自民県連が擁立検討
来年4月の任期満了に伴う千葉県知事選で、自民党県連が鈴木大地スポーツ庁長官(53)の擁立を検討していることが18日、関係者への取材で分かった。鈴木氏は同県習志野市出身。過去2回の選挙で自民が支援した現職の森田健作知事(70)は、4期目への出馬態度を明らかにしていない。
自民県連が候補者を検討する中で、9月末でスポーツ庁長官の任期を終える鈴木氏が浮上した。鈴木氏は市立船橋高3年だった1984年、ロサンゼルス五輪に出場、88年ソウル五輪では、競泳背泳ぎで金メダルを獲得した。日本水泳連盟会長を経て2015年に初代スポーツ庁長官に就任した。
鈴木氏は記者団の取材に「9月30日まではスポーツ庁長官職なので今はそれに専念する。立場的に何も言うことはない」と話した。
森田氏は09年に初当選。13、17年の選挙では自民、公明両党の県組織の支持を受け、来年4月4日に3期目の任期満了を迎える。
今月3日の定例記者会見では、次の知事選への対応を問われ「新型コロナウイルス対策と経済を両立しないといけない。(知事選にまで)頭が回らない」と説明していた。