2020.09.21

藤井二冠　王位戦封じ手最高１５００万円で落札　九州豪雨災害の義援金に

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　将棋の藤井聡太二冠（１８）が最年少二冠を達成した第６１期王位戦七番勝負の、第２～４局の封じ手が出品された「ヤフオク！」でのネットオークションが２０日、終了した。

　最高落札額は、無敗で王位を奪取した第４局分で、金額は１５００万円。藤井二冠にとって初封じ手となった第２局分は５５０万１０００円、木村一基九段（４７）が封じた第３局分は２００万１０００円でそれぞれ落札された。落札者と連絡が取れない、入金がないなどの事情で補欠落札者へ変更となる場合があり、その際は金額も変動する。

　今回のオークションは、王位として七番勝負を迎えた木村九段が、第２局以降の封じ手を通常より１通多く作成し、チャリティーとすることを提案して実現。実費を差し引いた全額が、七月の九州豪雨災害の義援金として寄付される。