欅坂 「櫻坂46」で10月新たなスタート 菅井「この名に恥じないよう」
アイドルグループ・欅坂46が、10月12、13日に行われるラストライブをもって活動を終了し、以降は「櫻坂46」として新たなスタートを切ることが20日、東京・渋谷の街頭ビジョンで発表された。7月16日に行ったオンラインライブで、改名を発表していた。
「櫻坂46」の由来は、東京・六本木に実在する「さくら坂」で、「欅坂46」の由来となった「けやき坂」と並行している。前身となる「欅坂」の流れをくみ、あえて難しい旧字体の漢字を使用して「櫻坂46」とした。緑だったグループカラーは、桜の花のほのかな色合いをイメージした白に変更される。
櫻坂46でもキャプテンを務める菅井友香(24)は「日本を代表する花の名前をグループ名として名乗れることをすごくうれしく感じましたし、この名に恥じないような誇り高いグループになりたいと強く思いました」と思いを吐露。「欅坂46として経験してきたことも大切にしつつ、メンバー一丸となって、新しいことにもどん欲に挑戦していきたいと思います」と意気込みを語った。
欅坂46は2015年8月、乃木坂46に次ぐ「坂道グループ」の2番手として結成された。当初は「鳥居坂46」という名前だったが、1期生のお披露目会見直前に「欅坂46」に変更された。16年4月にシングル「サイレントマジョリティー」でデビュー。19年発売の8thシングル「黒い羊」まで、すべて絶対的エース・平手友梨奈(19)がセンターを務めたが、平手は今年1月に電撃脱退していた。