半沢最終回へ謎 IS裏金が中野渡頭取にも50万円…黒崎入手の口座明細に記載
TBSドラマ「半沢直樹」が次回27日放送で最終回を迎えるのを前に、ネット上では結末についてさまざまな予想や考察で盛り上がっている。
半沢直樹(堺雅人)を本当に裏切ったのか注目される中野渡謙頭取(北大路欣也)に関しては、20日の第9話の“画面分析”によって、過去に伊勢志摩ステートからの裏金の一部が、中野渡頭取の他行口座にも入っていることを示す演出があったことが指摘され、謎が深まっている。
第9話では箕部幹事長(柄本明)の不正な錬金術で得られた大金が、親族企業の伊勢志摩ステートから箕部だけでなく旧東京第一銀行側にも入金されていたことが発覚。半沢の依頼を受け、国税庁に異動したおネエキャラのエリート、黒崎(片岡愛之助)が首謀者の紀本常務(段田安則)が白水銀行に持っていた口座に、裏金が入金されていることを示す口座明細を掲げて追及した。
その明細を細かくみると、「H19・8・7」にイセシマステートから入金された1000万円が、複数の他行口座に分散して振り込まれており、その中に「ナカノワタリケン ダイトウキョウ 50万円」の記載が確認できる。
録画画面を一時停止しないと確認できない演出だったが、裏金のすべてを取り仕切っていたとされる紀本常務が無断で作った口座なのか、過去に中野渡頭取も裏金に関係していたのか、第9話では触れられなかった。最終回で回収があるのか注目される。