令和版「妖怪大戦争」は寺田心くんが主演 平成版は神木隆之介主演で大ヒット
人気子役の寺田心(12)が、来年公開の映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」に主演することが22日、分かった。1968年、2005年とこれまで2度映画化された作品の令和版。初アクションに挑戦する寺田は、数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけて戦う少年を演じる。メガホンは平成版と同じく三池崇史監督が執る。
かなり怖くて、ちょっとユーモラスな妖怪たちとのバトル。令和版は心くんが立ち向かう。
フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣に変身し、東京に向かう。世界滅亡の危機に、伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ寺田演じる小学生・兄(けい)が立ち向かい、大冒険を繰り広げる。
映画「妖怪-」は、1968年の昭和版、2005年の平成版に続いて今作が3作目。平成版は、当時12歳の俳優・神木隆之介が主演し、興行収入20億円の大ヒットとなった。
今作でも、前作に続き、三池監督がメガホン。妖怪研究で知られる作家の荒俣宏氏が製作総指揮に名を連ねた。巨大セットやCGを駆使して「数え切れないほどの妖怪や世界のモンスターが登場する」(関係者)という。
この日、解禁された劇中スチールでは、兄が妖怪たちを背にまばゆく光る剣を抜くシーンを公開。初のアクションに挑戦した寺田は「僕はお化けとかが怖いので、あまりのリアルな作りと演技に撮影中はドキドキしっぱなしでした。いつも1人でする空想戦いごっこが生かされたように思います」とPRした。
三池監督は「今、この世の中だから『アマビエ』さんが永い眠りから目覚めてみんなの前に姿を現した。必然です。だから今、新たな『妖怪-』が生まれるのも宿命なのです」とコメント。追伸として「出しちゃいけないでっかいヤツも暴れちゃうのでよろしく!」と意味深に予告した。