守屋浩さん死去 81歳、前立腺がん 「僕は泣いちっち」がヒット

 「僕は泣いちっち」などのヒット曲で知られる歌手の守屋浩(もりや・ひろし、本名邦彦=くにひこ)さんが19日午後6時30分、前立腺がんのため静岡県伊東市の施設で死去した。81歳。千葉県出身。葬儀は近親者で行った。

 1958年に日劇ウエスタンカーニバルでデビュー。59年に発売した浜口庫之助さん作詞作曲の「僕は-」がヒットし、60年からNHK紅白歌合戦に4年連続出場した。「大学かぞえうた」なども人気を博した。

 芸能事務所ホリプロダクション(現ホリプロ)の第1号タレントで、70年代に同事務所の社員となり、宣伝部長などを歴任。新人を発掘するホリプロ・タレント・スカウト・キャラバンの第1回の実行委員長も務めた。

 後輩の和田アキ子(70)がコメントを発表し「気軽に話しかけられないくらい尊敬する偉大な大先輩でした。右も左もわからない私に、芸能界の礼儀や縦社会を教えて頂きました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス