俳優・伊藤健太郎（２３）がフジテレビ系のオムニバス形式実録心霊ドラマ「ほんとにあった怖い話　２０２０特別編」（１０月３１日、後９・００）の「探偵の手記」に主演することが２２日、分かった。

　伊藤が演じるのは駆け出しの探偵・棚橋和也。街にハロウィーンムードが漂う中、調査対象である“髪の長い女”の張り込みを興信所の上司と交代で続けてきた調査最終日、恐怖の体験が訪れる。

　「ほん怖」初出演となる伊藤は「実はホラーは苦手で、見ることも出演することも避けてきたジャンル」と告白。それでも「苦手とするジャンルへの挑戦としたい」と、意欲をにじませた。

　上司役の吉田鋼太郎（６１）とは、日本テレビ系ドラマ「今日から俺は！！」で共演。「つい最近、お酒の席にいらした鋼太郎さんから電話がかかってきたのですが、その時のことをまず謝られて（笑）」とほほえましいエピソードを披露すると、今度はバディとしての再会を「鋼太郎さんのことは大好きですし、がっつり一緒にお芝居できることを楽しみにしていましたし、すごくうれしい」と喜んだ。

　９９年に放送をスタートした「ほん怖」がハロウィーンに放送されるのは初。ストーリーテラーの稲垣吾郎（４６）をリーダーとした“ほん怖クラブ”も引き続き登場する。