TOKIO・城島 山口元メンバーへ魂の“公開説教”「人として終わってほしくない」
TOKIO・城島茂(49)が26日、メインキャスターを務めるテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜、前6・00)で、同グループの山口達也元メンバー(48)が酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたことについて言及。「本当につらい」と無念の思いを示しつつ、「まだまだ甘い部分が残ってたのかな」「どこまで自覚を持っていたのか」と厳しい言葉も並べ、かつての仲間に対して魂を込めた“公開説教”を行った。
2年前に受けた“裏切り”を、再び味わわされた形となった城島は、「自分の番組で、一緒にやってきたメンバーをこうやってお伝えしなきゃいけないのは本当につらい」と切り出した。
山口元メンバーが2018年に女子高生に対して強制わいせつ事件(後に不起訴)を起こして事務所を退所した後も、仲間として折に触れて連絡を取り合ってきたという。山口元メンバーが練馬署から警視庁に移送される映像が流れる中、「許されることではないですが、彼なりの頑張りを見守っていた自分もいたものですから、映像を直視できない自分もいた」と、沈痛な思いを絞り出した。
逮捕前日の21日が、TOKIOにとってデビュー26周年の記念日だったことにも触れ、山口元メンバーのつらい心境への理解も示した。だが「自分だけがつらくて、自分だけが頑張ってるわけじゃない」と“情け”をかけることはせず、「2年前のあのことをどこまで受け止めていたのか。まだまだ甘い部分が残ってたのかなと、今回のことは反省してしっかり受け止めて欲しい」と厳しく訴えた。
すでに“一般人”の立場となった山口元メンバーだが、城島は「何か問題を起こしたらこういうふうに報道されるってことは、本人も僕らも分かってるし、自覚しなきゃいけないこと」と発言。「どこまで自覚を持っていたのかが、すごく気になる」と、さらに厳しい言葉を連ねた。
一方で、「ずっと10代からやってきたメンバー。家族以上の思いがある」と、山口元メンバーへの尽きせぬ情も吐露。「人として終わって欲しくないなという気持ちがある。今回のことをきちんと改めてもう一回受け止めて、ゆっくりでもいいから一歩ずつ一歩ずつ、確実に未来に向かって自分の足で向かって進んでいってほしい」とエールを送った。