ルイズルイス加部さん死去、71歳 ゴールデン・カップスなどで活躍
グループサウンズを代表するバンド「ザ・ゴールデン・カップス」のベーシスト、ルイズルイス加部(るいずるいす・かべ、本名加部正義=かべ・まさよし)さんが26日午後3時2分、多臓器不全のため横浜市内の病院で死去したことが27日、分かった。カップスの公式サイトが発表した。71歳。横浜市出身。葬儀は親族のみで行う。
48年生まれ。67年、カップスでプロデビュー。陳信輝(ギター)、ジョーイ・スミス(ドラムス)との伝説のバンド「スピード、グルー&シンキ」を経て78年、「ジョニー、ルイス&チャー」(後のピンククラウド)を結成。卓越したプレイとハンサムなルックス、クールなたたずまいで人気を博し、日本ロック界を代表するベーシストの一人だった。
近年は病気療養しつつ、国内最大級のフェスティバル「フジロックフェスティバル」出演など、カップスの活動を続けており、9月にもライブが予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で中止されていた。
カップスはボーカル、ドラムスのマモル・マヌーさんが1日に死去したばかりで、立て続けの悲報となった。