笠井信輔アナ 不慮の死続く芸能界を危惧…仕事ができず家にいると心が…

 元フジテレビの笠井信輔アナウンサーが28日、ブログを更新。不慮の死を遂げた芸能人を悼むとともに、「このコロナ社会の現実の辛さ」と投稿し、「いろいろ考えてしまう時間ができてしまう」

ため、「心が、思いがけないほど閉ざされていく人も多いのでは」と危ぶんだ。

 笠井アナは「女優の竹内結子さんが、お亡くなりになりました 信じられません ショックです 何度も何度も仕事でご一緒させて頂きました とてもサバサバしていて、それでいて女性らしい優しさを持ち合わせた素敵な方でした」と竹内さんの急死を悲しんだ。

 さらに笠井アナは「三浦春馬さん 芦名星さん 藤木孝さん 仕事を通して知り合った才能ある方々が次々と天に召されてゆくのは、本当に悲しく、辛いです」と悼んだ。

 笠井アナは「旅立たれたそれぞれの方の想いはわかりません」とした上で、「ただ、私が最近よく考えるのは このコロナ社会の現実の辛さです 仕事が出来ず、家にいなければならないというのはとても辛いと言うことです いろいろ考えてしまう時間ができてしまうということです そしてそれによって、心が、思いがけないほど閉ざされていく人も多いのではないか、と言うことです」と危惧。

 自身について「私の場合は、入院直前、がんであれだけ体が痛かった中がんばれたのは、コロナの前で、次から次へと仕事をさせて頂けていたからなんです 前に進まなければと、歯を食いしばって働いていました もしも、仕事がなく、ただ家にいるだけだったなら私は病魔に早々にくじけていたかもしれません」と率直な思いを告白。「働けると言うことは、かけがえのない事、力をくれる事なのだと病気をして改めて気づきました」と記した。

 笠井アナは「今、コロナの影響など様々な理由で、仕事を奪われたり働けなくなっている人が増えているのが現実です 働かないと気持ちが弱くなってしまう場合が多いのではないか?とも思うのです 新しい日常というなかでも、心が弱くなる、そうした方たちが、再び元気になれるような、自分らしく過ごせる世界が早く戻ってくるようにと、心から願います」と状況が元に戻ることを願った。

 最後に笠井アナは「竹内結子さんのご冥福をお祈りいたします」と結んだ。

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