２７日に最終回を迎えたＴＢＳ系ドラマ「半沢直樹」。視聴率も３０％を超え、まさに令和を代表するドラマとなった。ドラマ内では数々の名セリフも登場。ネットでは今年の新語・流行語大賞入りとなるセリフを予想する声が数多く上がっている。

　まずは半沢と大和田が久々に再会したシーンで使われた「おしまいｄｅａｔｈ！」。このｄｅａｔｈ！は、どんな言葉にもくっつけられることから、最終回でも大和田は「グッバイｄｅａｔｈ！」と言い放つシーンや、「です！ですです！」などと連呼するシーンもあった。

　大和田に関しては、中野渡頭取に伝えた「施されたら施し返す、恩返しです！」や、半沢への「死んでも嫌だねぇ！」「銀行、沈っ没っ！」「おねしゃす」、曾根崎に向けた「さぁ、さぁさぁさぁさぁ！」、最終回の「あばよ！」など盛りだくさん状態だ。

　一方の半沢ではやはり最終回直前の「３人まとめて１０００倍返しだぁっ！」が印象深いが、森山へ伝えた「感謝と恩返し」や、「腐った肉の臭いがする」「記憶にないですむのは国会答弁だけの話です」などもネットで話題となった。

　他にも半沢がセントラル証券にいた頃の敵役・伊佐山部長の「詫びろ～詫びろ詫びろ詫びろ」の連呼や、オネエ黒崎の「ファイト、まん、まん、よ」、白井大臣が盆栽を割る際の「くたばれぇ～！」なども印象深い。

　今年の新語・流行語大賞には、新型コロナ関連の言葉が“強敵”として立ち並ぶ。「ソーシャルディスタンス」「３密」「ロックダウン」「アベノマスク」などの言葉を押さえて、１３年の年間大賞「倍返しだ！」以来の大賞受賞となるか、注目を集めそうだ。