半沢に…与野党とも反応薄すぎ?「記憶ない通用しない」「説明できないなら謝罪!」
27日に最終回を迎えたTBSドラマ「半沢直樹」は、主人公・半沢直樹(堺雅人)が覚悟を決めた白井亜希子・国交相(江口のりこ)らと、権勢を誇る箕部幹事長(柄本明)の裏金問題を追及し、撃破した。
劇的展開の物語の中で、政治のあるべき姿の訴えかけもあり、ネット上では「全ての政治家は聞くべきだ」「あのシーンを見た政治家はどう思ったんだろう?」「半沢直樹の『感謝と恩返し』の件を今の政治家はよーーーく観て聞いた方がいい」「半沢直樹を政治家はどんな顔をして見ているのだろう」「白井大臣みたいな政治家はどこにいるの」との投稿が相次いでいる。
立憲民主党・蓮舫参院議員は「盆栽、最高だった」とツイート。鳩山友紀夫元首相は「今の日本の政治に白井亜希子大臣のように幹事長や総裁に逆らってでも正義を貫き政権党を飛び出る勇気を持った政治家が1人でもいたら、嘘や隠蔽や仲間内だけの政治から解放されて、小さくともきらりと光る政治が蘇るに違いない」とツイートしている。
ただし、SNSなどを見る限りでは、与党幹事長ら政界が関わる物語設定で、視聴率30%超を記録して注目を集めたにしては、現役政治家のリアクションが驚くほど薄いようにも映る。
ドラマで不正の証拠を提示された箕部幹事長は「記憶にない」と返し、半沢が「記憶にないで済むのは国会答弁だけ。そんなバカげた言い訳、一般社会では通用しない」と一蹴した。
白井大臣は「誰も助けてくれませんよ」「説明できないなら謝罪するのが、政治家として人として、最低限度の義務」と迫った。