伊勢谷被告 「すべては私自身の奢り、未熟さや愚かさ…」 直筆謝罪コメント発表

 伊勢谷友介被告
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 東京地検は29日、自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕された俳優の伊勢谷友介被告(44)を起訴した。起訴を受け、伊勢谷被告は直筆のコメントを発表し、謝罪。伊勢谷被告の弁護人は東京地裁に保釈を請求した。30日にも保釈されるものと見られる。また、捜査関係者への取材で、「昨年9月ごろから使用を再開した」と供述していることも判明した。

 関係者によると、伊勢谷被告は大麻について「昨年9月ごろから使用を再開した」と供述しているという。伊勢谷被告にとって昨年9月は、日本テレビ系ドラマ「ボイス 110緊急指令室」の撮影が終了し、世界平和デーのイベントなどに出演していた時期。「ボイス-」では、会社の代表でありながら、実は連続殺人鬼という黒幕のサイコパスを演じていた。

 また同日、伊勢谷被告は保釈を前に、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。起訴を受け、直筆のコメントを報道各社に送り「多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心から深くお詫び申し上げます」と謝罪。警視庁湾岸署の留置所内で、自らの裏切り行為を「噛み締めています」とつづった。

 俳優として活躍する一方で、社会貢献活動を行う「リバースプロジェクト」の代表を務めており、その立場として講演会などで発言することも多かった伊勢谷被告。コメントでは「すべては私自身の奢(おご)り、未熟さや愚かさ、役者、及び経営者としての責任感の欠如により引き起こした事態。ご信頼を一日でも早く取り戻せるよう、努力していく覚悟でおります」と反省の弁を続けた。

 伊勢谷被告は8日午後4時40分ごろ、自宅で乾燥大麻1袋(約7・8グラム)を所持した疑いで現行犯逮捕された。捜査関係者によると、警視庁組織犯罪対策5課の取り調べに所持を認める一方、入手先は「黙秘する」としている。

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