高知東生が執行猶予満了を報告「清原さんら自助グループの仲間に助けられた」周囲に感謝

 俳優の高知東生が30日、ツイッターを更新し、この日で執行猶予が満了となったことを報告した。高知は16年に覚せい剤取締法違反などの罪で有罪判決を受け、執行猶予4年の判決を受けた。

 高知は「本日2020年9月30日をもって無事執行猶予の満了となりました」と報告すると「4年間の執行猶予期間、適切な支援につながれなかった最初の2年間は孤独で『俺なんか死んだ方がよいのではないか』と真っ暗闇の中にいました」と振り返った。

 だが19年2月から「依存症の支援者らと繋がれたことで、絶望から希望への光が見え、こうして生きています」と支援者との出会いが大きかったことを改めて訴えた。

 その後もツイートを連投し支えてくれた人達へ感謝を伝え「無償の愛を捧げて下さった皆様に包まれるうちに、僕はもう一度人を信じ、人を頼ることができました」と心境の大きな変化を実感。「僕も人に優しく、思いやりのある人間に変わっていきたいと努力中です」ともつづった。

 さらに「同じ依存症という病気に苦しみ悩む当事者や家族の仲間達や、清原さんら同じ自助グループの仲間には本当に助けられました」と、やはり薬物で逮捕されたものの、今年6月に無事執行猶予が明けた清原和博氏の名前も挙げた。

 「夜中、苦しむ僕の元に、仲間が地方から駆けつけてくれたこともありました」と振り返り「これからは仲間達に助けて貰うだけでなく、仲間達を助ける側にまわりたいと思います。感謝を込めて」と結んでいた。

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