ABC八塚アナ、涙で卒業 10年半MCの「おは土」 アナウンサーは継続
ABCテレビ・八塚彩美アナウンサー(34)が3日、2010年4月から10年半務めた「おはよう朝日土曜日です」(前6・30)のMCを卒業した。
冒頭で紹介されると、「(昨日は)全然眠れなかった。デビューの日、以来ですね。こんなドキドキしたの。寂しいわぁ」と緊張を明かした。
カニ&スイーツを食す“ご褒美ロケ”、熊野古道ロケともに涙を見せた八塚アナ。スタジオでも、共演してきたミサイルマンらからメッセージを送られ、あふれるものをこらえきれなかった。「本当に最後の最後までたくさんの人に支えてもらってたんだなって。ホント、うれしいですね」と感激した。
星占いも泣き声で読み上げた八塚アナは、エンディングで花束を贈られ「ホントにいいところも、うまくいかないところも全部見てもらいました。今まで視聴者の皆さんが温かく見守ってくださったおかげで、ここまで続けることができました」と感謝の思いを伝えた。
「『おは土』を見ている間は笑顔でいてほしい、嫌なことを忘れて欲しいなっていうその一心で番組作りをしてきました。そういう意味では、いまここを離れるのはすごく残念です」と本音を明かしつつ、「でも、これからも毎週やってくる土曜日の朝を皆さんが穏やかに迎えられることを心から願っています。そして、来週からの新しい『おは土』をぜひ、かわいがってやってください。10年半、本当にありがとうございました」と目を真っ赤にしてあいさつした。
タッグを組んできた北村真平アナからは「八塚さんの今後のアナウンサー人生も続きますので、ぜひ皆さん、活躍を見届けていただきたいと思います」と報告された。10日からは斎藤真美アナが加入する。