俳優の神木隆之介（２７）が３日、２５周年アニバーサリーブック「おもて神木／うら神木」の発売を記念して、オンライントークショーを開催した。

　俳優としての“おもて”と一人の男性としての“うら”の両面から神木をひもといた一冊。本人はもちろん、監督＆俳優陣のインタビューや対談企画、そして母のインタビューが収録されており、取材に応じた神木は「色んな方に支えられてきて、皆さんに感謝の気持ちでいっぱい」と感慨。「お返しして頑張っていかないと」と決意を新たにした。

　芸歴２５年の印象的な思い出として、ドラマ「風のガーデン」で共演した俳優・中井貴一に２０歳の誕生日を祝ってもらった際のエピソードを披露。中井から「何が欲しい？車とかどうなんだ？車って言えよ。そのぐらい二十歳はお祝いするべき年だ」と言われたという。

　神木は「衝撃でした」と振り返り、「お父さんみたいな存在で、うれしいんですけど『ありがたいですけど、勘弁してください。責任が大きすぎます』って」と、丁重に断ったと説明。「この世界にお父さんみたいな人がいてうれしいなと思ったし、一緒に寄り添ってくれる方だなと実感して、貴一さんみたいな方になりたいなと思いました」と、尊敬の思いを口にした。