岩田健太郎神戸大教授 首相が国民に伝える言葉ではない…菅首相「適切にやっている」
岩田健太郎神戸大学医学研究科感染症内科教授が4日までにツイッターに投稿。日本学術会議が新会員に推薦した6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題で、菅首相「法に基づいて適切にやっている」と述べたことに疑問を呈した。
岩田教授は「菅首相は官房長官時代に『説明したくないことは説明しなくていい』戦法を習得した。非常に悪い習慣だし、多くの政治家や役人が真似をしている。説明しないとか『適切にやってる』的逃げ口上は認めてはいけない」と指摘した。
岩田教授はまた、「官房長官のときはラージメディアに恫喝半分でごまかせたけど、首相が国民に伝える言葉ではない。『適切』はもはや『説明する根拠はありません、出しません』という意味になっている」と投稿した。