前川喜平氏 またも橋下徹氏のTV出演攻撃「詭弁を正論のようにしゃべる」
元文部科学事務次官の前川喜平氏が5日午前、ツイッターに「橋下徹という人は、詭弁を正論のようにしゃべるのが、本当にうまい!」と投稿した。橋下徹弁護士が今秋から月曜レギュラーとなったTBS「グッとラック!」での発言を指してのものとみられる。
この日、同番組で橋下氏は、菅義偉首相が日本学術会議から推薦を受けた新会員候補者6人の任命を拒否した問題に関しては、任命拒否権があるのは「当たり前」とする一方、上司部下の関係でないので拒否理由の説明は必要とした。
一方、前川氏はこれまでのSNS投稿で「政治は学問に介入してはならない。これは極めて単純な原理。スガ氏にもわかるはず」としている。
前川氏はこれまでもツイッターに「報道1930の橋下徹。野党を貶め菅氏を弁護し持ち上げる発言に終止。印象操作を延々と繰り返している。番組は何のために橋下を呼んだのだ?上からの圧力があったのか?もう呼ぶな」(9月14日)、「#橋下徹をテレビに出すな 菅政権の宣伝マンだから」(9月20日)などと投稿している。
橋下氏は9月15日に「グッとラック!」に出演した際に、「呼ぶなじゃないだろ。言論の自由があるんだから。お前がこっちに来いと」「言いたいことが山ほどある」と反論し、番組での対決を求めている。