高田賢三さん急死に…加藤登紀子「本当に寂しい」宮本亞門氏「笑い声聞きたい」
「KENZO(ケンゾー)」ブランドで1970年代から世界のファッション界を先導した服飾デザイナーのレジェンド、高田賢三(たかだ・けんぞう)さんが4日、新型コロナウイルス感染のため、パリ郊外の病院で死去した。広報担当者が発表した。81歳。兵庫県出身。9月上旬に感染が判明、入院治療を受けていたが、回復はかなわなかった。日本人デザイナーとして世界の舞台で活躍した先駆けの死に、多くの人々が悲しみに暮れた。
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親交のある芸能人も、SNSで高田さんをしのんだ。
歌手の加藤登紀子(76)は「パリでお世話になったので、本当に寂しい」、パリ在住の作家でミュージシャンの辻仁成(61)は「尊敬していただけに、悲しい。物静かな優しい方でした」と追悼。
演出家の宮本亞門氏(62)は「父性も母性も兼ね備えた、こんな愛おしい人、会った事ありません。また会って、シャンパン飲みましょう!あなたの笑い声が聞きたいです」と無念さをにじませた。
モデルの冨永愛(38)は生後6カ月の息子とランウェイを歩く06年パリコレでのKENZOのショーの写真をアップ。英国在住のミュージシャン、布袋寅泰(58)は高田さん、三宅一生氏(82)、菊池武夫氏(81)との4ショットをアップして「ミックとレノンとボウイが集まったかのような神々しい宴だった」と振り返った。