須藤元気氏、竹中平蔵氏の「月7万円支給」に苦言「年金生活者に飢え死にしろって?」

 元格闘家の須藤元気参院議員が7日までにツイッターに新規投稿。元経済財政担当相でパソナグループ会長の竹中平蔵氏が、月7万円を支給する代わりに年金も生活保護も必要なくなる可能性を含んだ「ベーシックインカム」を提唱したことに対し、「余りにも無神経のように思う」「年金生活者に飢え死にしろって言うことですか」と違和感を示した。

 須藤氏は5日付の投稿で「トランプさんもコロナに感染しましたが、世界中でコロナによって経済が停滞している中で、竹中平蔵さんが提唱している月7万円のベーシックインカムの主張は余りにも無神経のように思います」と指摘。「年金生活者に飢え死にしろって言うことですかね」と苦言を呈した。

 さらに須藤氏は連続投稿。「新自由主義の手切れ金として月7万円はあまりにも安すぎると思います」と皮肉を込め、「せめてベーシックインカムなら月20万円は必要でしょう」と提言した。

 竹中氏は9月にBSーTBSの報道番組に出演し、国民全員に毎月7万円を支給してマイナンバーと銀行口座をひも付けて所得を把握することで、一定以上の高所得者が給付後に返納する「ベーシックインカム」を提唱した。その場合、支給を前提とすることで、将来の年金や生活保護等は必要なくなるのかと問われて「基本的にはそうだ」と認めた。

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