蓮舫氏 議員やテレビ解説委員の事実誤認に「間違った認識を公言するのはいかがか」
立憲民主党の蓮舫参議院議員が8日、ツイッターに新規投稿。日本学術会議会員の任命拒否問題について、自民党の国会議員がSNSで事実誤認のある政府擁護論を展開しているという報道を引用し、「間違った認識を公言するのはいかがか」と問題提起した。
蓮舫氏は「発言は自由。とはいえ、国会議員やフジテレビの解説委員が間違った認識を公言するのはいかがか。何を守ろうと?」と指摘。「政権が排除した人事の理由、知りたいのはここ」と核心部分を突いた。
蓮舫氏が指摘した「フジテレビの解説委員」とは上席解説委員の平井文夫氏。5日放送の「バイキングMORE」で学術会議会員について「6年ここで働いたら、日本学士院に行って年間250万円の年金がもらえる。死ぬまで。皆さんの税金から。そういうルールになってる」と発言したが、翌日の野党合同ヒアリングで内閣府の学術会議担当者が平井氏の発言内容を否定。SNSでは「悪質なデマ」と批判が相次ぎ、6日の同番組内で同局のアナウンサーが事実誤認として謝罪した。
また、自民党の国会議員では、長島昭久衆院議員が同会議OBが学士院会員となって終身年金を給付されているとツイートして炎上し、その後、同氏はお詫びの投稿をした。