７月に急死した三浦春馬さんが出演していたＮＨＫ「世界はほしいモノにあふれてる」が９日、新ＭＣに俳優の鈴木亮平を迎えて新たなスタートを切った。引き続きＭＣを務める歌手のＪＵＪＵは、春馬さんについて「本当に姉弟、でした…」と２人の関係性を鈴木に語った。

　番組冒頭、やや緊張気味に登場した鈴木は「なかなか旅行にも行けない日が続いていますし、大切な友人から受け取った大切なバトンなので、皆さんと一緒に思い切って楽しんでいきたい」と生放送であいさつした。

　番組では、鈴木とＪＵＪＵが最初に出会って打ち合わせをしている様子をＶＴＲで放送。その中で鈴木は、この番組の魅力の一つとして「ＪＵＪＵさんと春馬君の掛け合いだったと思う」とコメント。ＪＵＪＵは「最初はガッチガチだったんですよ。懐かしい限りなんですが、それが一緒に過ごすにつれて、掛け合いみたいなものが生まれた」と振り返った。

　鈴木は「姉弟みたいでしたね」と言うと、ＪＵＪＵは「本当に、姉弟でした。うふふふ」と笑顔。鈴木は「春馬君の、普段僕らにしか見せない顔を、この番組では見られたのですごいなと見ていた」と素の春馬さんが見られたと振り返り「彼と同じことは出来ないが、彼の後を引き継いで、番組の良さだったり、彼が愛した『せかほし』を引き継いでいけるように、楽しんでいきたい」と意気込みを語っていた。