コブクロ、25年大阪万博公式ソングに 松井市長ムチャ振りで決定
「2025年日本国際博覧会アンバサダー」を務める男性デュオ・コブクロが10日、大阪府吹田市で行われたイベント「大阪文化芸術フェスpresents OSAKA GENKi PARK」の開会式「1970年大阪万博50周年記念セレモニー」に出演。松井一郎大阪市長(56)に25年大阪・関西万博の公式テーマソング担当を任命された。
昨年は大阪マラソンの公式テーマソング「大阪SOUL」を手がけるなど、大阪にゆかりの深い2人。ともに登壇した松井市長は「何でもやるって言ってましたよね。25年万博テーマソング、コブクロさん!」といきなり指名。予期せぬ展開に驚きを隠せない2人だったが、黒田俊介(43)は「ぜひ!ありがとうございます。すぐ紙か何かに書いていただいた方がいいですね」と即諾。小渕健太郎(43)も「歌います!」と大喜びし「お母さ~ん!」と空に向けて叫んだ。
このやり取りを見ていた吉村洋文大阪府知事(45)が「まだ井上大臣の許可を取ってないんじゃないですか」と苦笑。その後、エンディングで登場した井上信治国際博覧会担当大臣(51)に「松井市長が勝手に決定しましたが、井上大臣がいらっしゃるので正式に…」と打診した。
井上大臣は「この場でいきなり公式テーマソングが決まっちゃいましたから、大阪って怖いところですね」と苦笑しながらも事後承諾した。小渕は「アンバサダーの重み、幸せ、万博への希望を強く感じている。全力で音楽生命をかけてやりたい」と気合をみなぎらせた。