米山隆一元新潟知事 細野豪志氏の学術会議巡る投稿に「また無茶苦茶な理屈」
米山隆一元新潟県知事が11日、ツイッターに新規投稿。細野豪志衆院議員の日本学術会議を巡る投稿に「また無茶苦茶な理屈」とあきれるようにツイートした。
細野氏は「人文系・自然科学系を問わず日本の学者の中で、危機管理の局面で行政の中に入って的確に判断できる人は多くない。危機にあって難しいのは判断を保留できないこと。結果責任は政治家が負うが、判断に伴う責任は関わった学者も負う。日本学術会議の問題で、仕組みの弱さも明らかになった」との考えを示した。
これに米山氏は「また無茶苦茶な理屈。学術会議は諮問するための機関なので、もとより危機管理など予定していません。それは学術会議の諮問を参考にして政治家がやればいい事。そしてその際には、政府に反対の意見を言う人だって必要」と学術会議そのものについて説明。続けて「そしてこの無茶苦茶な理屈は、もとより6人の推薦拒否とは関係ありません」と菅義偉首相が6人の推薦を拒否したこととはまったく別問題であると指摘した。