堺正章、麻丘めぐみ、斉藤由貴、荻野目洋子…名曲の歌い手たちが筒美京平さん悼む
「木綿のハンカチーフ」、「魅せられて」など数多くの名曲、ヒット曲を世に送り出した作曲家の筒美京平さんが7日に死去していたことが12日、発表され、多くの芸能人が筒美さんを悼んだ。
代表曲「さらば恋人」を提供されたタレントの堺正章は「私のザ・スパイダースからの解散独立に一番背中を押してくださったのが、筒美さんでした」と明かし、「昭和46年にリリースした、『さらば恋人』のヒットで再スタートを切れました」と感謝。「歌謡曲とポップスの中間的メロディを私は楽しみながら歌う事が出来ました」と筒美作品の特徴を挙げ、「筒美京平ワールドは永遠です」とたたえた。
デビューシングル「芽ばえ」や代表曲「わたしの彼は左きき」など、立て続けにシングル楽曲を提供された歌手の麻丘めぐみは「京平先生が生み出した名曲は、私にとって宝物です。当時洋楽が好きだった私には、お洒落で一歩先をいってる曲調が大好きでしたよ」と、筒美作品の先進性への愛を吐露。
「いつも、厳しく時折見せる照れ臭そうな笑顔に元気をいただきました」と振り返り、「昨年秋にお逢いしたかったのですが-体調が良くないとお聞きしました」と、会えなかったことを残念がった。
デビューシングルにして代表曲となった「卒業」を提供された女優の斉藤由貴は「あの美しいメロディをデビューにいただいたことは、私の歌い手としての人生、最高の宝物となりました」と感謝した。
「さよならの果実たち」などを提供された歌手の荻野目洋子は「大変悲しい思いです。『さよならの果実たち』やアルバム曲、時代を重ねてもずっと新鮮です。子供の頃から口ずさんできた名曲の数々も…素敵なメロディを私達世代に届けてくださり有難うございました。これからも大切に歌わせてもらいます」とツイートした。