筒美京平さん死去 芸能界から悲しみの声 岩崎宏美「優しい笑顔が目にうかびます」
「また逢う日まで」「木綿のハンカチーフ」「魅せられて」「サザエさん」など、幅広い世代に愛される名曲を手掛けた、作曲家の筒美京平(つつみ・きょうへい、本名渡辺栄吉=わたなべ・えいきち)さんが今月7日に誤嚥(ごえん)性肺炎のため、都内の自宅で死去したことが12日、分かった。80歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻善子(よしこ)さん。「お別れ会」は現状、予定されていない。
筒美さんから楽曲提供を受けた歌手からは、悲しみのコメントが届いた。
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岩崎宏美「ご容体が良くないと伺っておりましたので、いつかは…と、心の準備をしておりましたが、それでもやっぱり切なくて、悲しい気持ちでいっぱいです。筒美先生の優しい笑顔が今も目にうかびます」
早見優「皆さんから愛されている『夏色のナンシー』はじめ、そのほかたくさんの歌を作ってくださった筒美京平先生。メロディがとてもきれいで、ポップで、レコーディングの前に曲をいただく時にいつもワクワクしていたことを思い出します」
松本伊代「まだデビュー前に京平先生のピアノでセンチメンタル・ジャーニーを歌った日を忘れません。偉大な先生 天国でも素敵なメロディを作り続けて下さい」
斉藤由貴「『卒業』という曲を、あの美しいメロディをデビューにいただいたことは、私の歌い手としての人生、最高の宝物となりました」