「こどものグルメ」ドラマ化 「孤独のグルメ」と同じ久住昌之氏原作、テレ東で

 人気ドラマシリーズ「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之氏が手がける新感覚グルメ漫画「こどものグルメ」が、「孤独のグルメ」と同じテレビ東京でドラマ化されることが13日、分かった。25日(日)午後4時から放送される。

 「こどものグルメ」は原作が久住氏、作画が安倍吉俊氏で、電子書籍レンタルサイト「Renta!」で連載中。共働き家庭の長女で小学4年生の蓬野杏(よもぎの・あん=石井心咲)が、「大好きなおこげがいっぱい食べられる理想の焼きおにぎり」など、自由すぎる奇抜な発想で予測不可能な料理を創っていく。

 主演の石井は、オーディションに合格した連絡をもらった時を「びっくりして一瞬時間が止まったよう」と振り返った。杏について「明るくて元気で自由です。そして食べることが大好きです」と説明し、「杏と自分がとても似ていて、すーっと役には入れました」と話している。

 原作の久住氏は「今までの、いわゆるグルメからハミ出した『大人がちょっと顔をしかめるおいしさ』を描いています」と原作について説明し、「大人の理屈や常識を吹っ飛ばし、子供が笑って、大人もついつい笑っちゃうものになればいいなぁ」と期待。「孤独のグルメ」と同じく、テーマ曲と劇中音楽も手がけるという。

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