米山隆一氏 都内高級ホテルにぎわい、家賃払えない人への支援は…GoToの盲点
米山隆一元新潟県知事が13日、ツイッターに新規投稿。政府による「GoToトラベルキャンペーン」について、利用できる人は限られており、「明日の家賃を払えない人への対策は不十分」などと指摘した。
米山氏はフォロワーからの投稿を引用。そこには「観光地に住んでます。高級旅館は満室、お手頃価格旅館はガラガラ。結局、旅行に行く余裕なんかない人には、GoToなんて無縁。その分の税金返して欲しいです」とあった。
米山氏は「本当にそうですよね。いま、都内の高級ホテルは、この機をとらえた方々でごった返しています。一方で職を失い、明日の家賃を払えない人への対策は不十分で、中小事業者への家賃支援給付の遅れも目立ちます」と本当に経済的に困窮している人々への支援は不十分であると投稿した。
さらに米山氏はマリー・アントワネットが言ったという「パンがなければケーキを食べればいい」との言葉をもじり、「あら皆さん、お家賃を払えなくてホームレスになりそうなら、ニューオータニに泊まればいいじゃない。GoToでとってもお得だし、話題のパンケーキや、懐かしの唐揚げパーティもできますことよ、おほほほほ スガー・ジミントワネット」と菅政権の施策を皮肉った。