ももクロ百田 松也主演映画で初ヒロイン“金魚すくい屋美女”ミステリアス熱演
ももいろクローバーZの百田夏菜子(26)が、映画「すくってごらん」(2021年3月公開)で初めてヒロイン役を務めることが13日、分かった。映画初主演となる歌舞伎俳優・尾上松也(35)演じる銀行マンが一目惚れする、金魚すくい屋のミステリアス美女という役どころ。梨園(りえん)のプリンスと国民的アイドルが初共演し、世界初の金魚すくい漫画を映像化する。
原作は2015年の「このマンガがすごい!女性編」にランクインした人気コミック。4年がかりの映像化で、昨年7月に撮影された。
左遷された元エリート銀行マンの主人公が、すさんだ日々を過ごす中で金魚すくい屋の美女と出会い、変わっていく成長物語。笑顔が代名詞の百田は、とある事情から心に闇を抱えた生駒吉乃を演じる。
メガホンをとった真壁幸紀監督が「圧倒的な“光”の中に見える“影”がとても美しく、彼女を撮れば、まさしく“映画”になりました」と絶賛する新境地。新たな引き出しで「世界一静かで優雅なスポーツ」といわれる金魚すくいの世界へと導いていく。
ももクロ総出演だった映画「幕が上がる」や連続テレビ小説「べっぴんさん」での好演で演技力を評価される百田だが、ヒロイン役は初めて。劇中での浴衣姿も新鮮で「初ヒロインのほかにも、私にとって初めての挑戦がたくさん詰まっています。金魚すくいのコツもとても勉強になりましたし、金魚をすくうために待つことが重要とか、ポイが破れても金魚をすくえることなど、新たな発見がありました」と笑顔で振り返った。歌舞伎とアイドル、2人の本業を生かしたシーンもあるという。