八代弁護士 韓国のBTS広告削除「自国アーティストに自信あれば必要ない」…不買運動「幼稚」

 国際弁護士の八代英輝氏が14日、TBS「ひるおび!」に出演。番組で、世界的な躍進をみせる韓国男性グループ「BTS(防弾少年団)」が朝鮮戦争に関する発言をしたことに対し、中国で反発が起こり、韓国企業がBTSを起用した広告を中国のSNSから削除したと伝えられると、「自分たちの国のアーティストが不遜なことを言ってないという自信があれば広告を下げる必要もない」と指摘した。

 BTSはリーダーのRMが10月上旬、米団体のオンラインイベントで、朝鮮戦争での米韓の「犠牲を忘れない」と語った。これに対し、朝鮮戦争で米韓両軍と戦った中国では、SNSなどで猛烈な反発が起こり、「BTSが中国を侮辱」との受け止めも広がっている。

 この問題が伝えられると、八代弁護士は「歴史認識はどちらから見るかによって意見が食い違うのは当然。言論に対しては言論でやりとりするのが自由主義社会のやり方」と指摘した。

 そのうえで「経済をたてにして不買運動を展開するのは非常に幼稚なやり方だと思う」と批判し、韓国に関して「自分たちの国のアーティストが不遜なことを言ってないという自信があれば広告を下げる必要もない」とした。

 一方で、「韓国も反日運動で不買運動」が広がった経緯があると指摘し、「そういった行動がいかに幼稚で、最終的に自分たちの首を絞めるものであるかを、今回自分たちがされてみて、改めて知ることになったのではないか」と厳しい見方を示した。

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