タレントのイモトアヤコが１４日、ＴＢＳラジオで放送された「イモトアヤコのすっぴんしゃん」（水曜、後９・３０）に出演。「正直…正直…まだ何も整理できていないのが今の正直な気持ちです」と涙声で、９月２７日に亡くなった親友、女優の竹内結子さん（享年４０）の死に初めて触れた。

　エンディングで「心配してくださってる声があると聞いております」と切り出し、「えー、正直…、正直…まだ何も整理できていない、というのが正直な今の気持ちです…。ただ、目の前のお仕事があるわけで…」と何度も言葉に詰まりながら涙声になった。

　「自分の中では感覚的には、踏ん張ってる…っていう感覚…なんて言うんだろう…。今は踏ん張ることしかできないんですけど」と口にすると、鼻をすする音も聞こえ、「結子さんは私のことをすごく愛してくれていました」「いっぱいいっぱい愛をくれたのは本当のことです。私自身、何かうれしいことがあったりとか、何かつらいことがあったりとか、何か悲しいことがあった時は、誰よりも先に、一番に結子さんに伝えていました。そういうことは誰よりも喜んでくれるし、誰よりも悲しんでくれるし、誰よりも怒ってくれるし、私以上に怒ってくれたり、本当にたくさんたくさん愛をもらったな、と感じておりますし、私も心から結子さんのことを愛しています」などと、竹内さんを思いながら語り、大きく深呼吸した。

　竹内さんは９月２７日未明、自宅でぐったりしているのを家族が発見。自殺とみられる。

　あまりにも突然の別れとなったことに、「いろんなことに自信がなくなってるのも事実」と胸中を吐露。「だけど、踏ん張って、頑張っていこうと思います」と声を振り絞った。

　イモトは１４年に竹内さんが主演を務めた舞台「君となら」で姉妹役で共演したのをきっかけに、２人で食事をするなど、親交を深めた。一時は同じマンションに住むなど、心を許す親友だった。イモトは竹内さんの死後、一度もＳＮＳを更新しておらず、コメント欄には心配の声が多数寄せられていた。